月給24万円以上(固定残業代57,150円以上含)
転職サイトを見ていると、こういう表記をしている求人が良く目につく。
固定残業代とは、残業の有無にかからわず、その金額を支給するという制度だ。
固定残業45時間でも、20時間しか残業しなかったら25時間分得をした！とか言っている人がいるが本当だろうか？
上記の求人で考えてみてほしい。
固定残業代57,150円ということは、基本給は182850円だ。固定残業代があるおかげで、普通水準の給与はもらえているかのように思えてしまうが、基本給はそこら辺の新卒よりも低い。
ボーナスに関しては、基本給に基づくものなので、計算した場合は想像以上に低い数値が出てしまう。きちんと探せば、残業代含まずに基本給22、23万の求人があるのでそちらの方が絶対にいい。
個人的には固定残業代を20時間以上つけている会社は良い会社とは言えないと思う。良い会社なら基本給をしっかりと渡したうえで、残業した分だけ支給するだろう。
情弱が固定残業の会社に入社してしまうからこういう会社がいつまでも減らない。
私はそれに対して警鐘を鳴らす。
マジで固定残業とか頭おかしい。
労働者にメリットなんてないから騙されないでほしい。
「僕の会社は残業20時間ぐらいですが、固定残業４０時間もらっているから得してます」
とかそういうことではない。
短期的なメリットでそう考えても、いずれ基本給をベースにした昇給やボーナスの面で必ず不満が出てくる。
ブラック企業と同じでこういう考えをする人間がいるからいつまでたっても日本の給料は上がらないし、悪質な固定残業をする会社が増える。
こういう求人は淘汰されなければならない。
だからこそ固定残業なんて導入している会社へ応募してはならないのだ。そういう会社をのさばらせておいてはいけない。
これは社会貢献だと思ってほしい。
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