不安障害がしんどくて人生辛い

読者さんからのメール

こんにちは、たっきーです。

何か面白いメールが来ました。人生相談っぽい感じなので、この場でお答えしますね。

件名:不安障害がしんどくて人生辛い

メッセージ本文:
題名の通りです。

自分は26歳 契約社員 で月の手取りは18万ほど

簡単に自分の病気の説明をすると

常に緊張する 最初は人前だけだったが家でも、どこでも、一人でいる時もするようになった

精神科、心療内科 色々な所へ行って薬やカウンセリングなど試しましたが何も良くならず年々悪化するばかり

もう何に緊張してるのかも分からない
緊張するかもという不安に緊張するという悪循環なのかもしれません

特に学生時代いじめられたりもなく、どちらかというと陽キャでした

自分の分析では高校から環境の変化、思春期で元々神経質な気質をこじらせてしまった結果なのかと考えてます

別に現在も友達もいますし、なんなら彼女もいます(可愛い)

でもそれでも生きてて辛いです

こんな事言っても周りからは
「甘えてる」
「もっとしんどい人なんていくらでもいる」
だの言われるだけなので言いたくないです

死にたくなるくるい辛いのに、これは甘えなのでしょうか?

結局たっきーさんに何の悩みをぶつけたいかと言うと

・日々の緊張がしんど過ぎて、生きるのが辛いのでご意見欲しいですって感じ
ですかね

色々本も読み漁りましたが結局あがり症なんて物は治そうとすればするほど治らないらしいです

じゃあ治さずにこのまま生きよう!と思っても辛いのは辛い

こんな人前じゃなくても常に緊張してる自分ですが
NSCに通ってた時期もありました

元々人を笑わせるのが好きで、荒療治も込めて行きました

まぁ結局緊張がしんど過ぎて逃げたんですけどね

その後は色んな場所で働いたり辞めたらしながらフリーターしつつ

BARとかでも働きました

緊張しながらでもやれる事はやれるんです 辛いだけで

人と関わる事は好きですが、人が極度に怖いという矛盾が自分の中にはあると思います

この先、人生どうすればいいですかね?

お金は稼ぎたい気持ちはあります

適当にご意見ください

長文&自分語り失礼しました。

回答

どうも、メールありがとうございます。

なんとなく私が勉強してきたことと親和性が高そうな気がしたので、お答えしますね!

あがり症ではないですが、人前で話すのは得意ではありません、、、

私自身も自分に自信がなかったり、ナンパ地蔵を克服したり、恋愛に億劫な自分を変えるために心理療法系の本はだいぶ読みつくしました。

そしたら年々、自分が変わってきた実感がありますよ。

結局、世の中というのはこういうことだと思ってます。

引用先:https://www.komachicp.com/cbgt/

つまり、出来事を認知した結果、感情が生まれて行動するということです。

心理系の本を読んだことがあるなら、ここらへんは知っていると思いますので詳細は省きますが、ものの見方(フィルター)がどこか歪んでしまっているため、ネガティブ感情を引き起こし、メンタルブロックが起きるのでしょう。

それが何かは自分で特定するしかありません。

認知というのには2種類あると思っています。

1.自分という人間に対する認知(セルフイメージ)
2.外部世界の解釈(ものの見方)

私が思うにセルフイメージだけ変えてもダメです。2のものの見方がネガティブだとセルフイメージもそっち方面にひっぱられていきます。

逆に2だけ変えて出来事を楽観的に捉えても、低いセルフイメージに引っ張られて行動に移せなかったりします。

重要なのは、セルフイメージ(自分という人間がこうであるという解釈)を高めていくことと、周りの出来事についての解釈を楽観的に捉えていくこと両方を実践することだと思ってます。

この2つの条件がそろって、はじめて変わっていくと個人的経験からは言っておきたいです。

「事実というものは存在しない。 存在するのは解釈だけである。 」とニーチェは言いました。

心理療法を勉強した私からいえば、これは本当だと思っています。

結局、人は自分の色眼鏡で世界を解釈して認識しているのです。

自分を、世界を変えるなら、自分がかけている色眼鏡を変えればいいのです。

根本的に認知→感情→行動というモデルがある以上、自分の解釈を変える、それがすべてだといえます。

友達もかわいい彼女もいるという、一見、周りから見たら幸せに見えるのに、あなたが辛く感じているのは、出来事そのものを悪い方向に解釈してるからでしょう。

人から理解されない、、、というのは当たり前です。

自分の解釈問題だからです。

 

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