1日8時間労働が当たり前。休憩時間と通勤時間を合わせれば、最低1日10時間は拘束されることになる。1日の大半を会社で過ごすことになるとはいえ、ギリギリ生活できるだけの給与しかもらえず、金をため込むことはできない。
平日は仕事が忙しいので、何もできないが、休日も金はないので、大したことはできない。(できてもショッピングか旅行ぐらいかな。)
金も時間もないので、自己実現は絶対にできない。常に我慢して生き続けなければならない。
会社では、つまらない仕事をしながら、どうでもいい人たちやムカつく人間と気を使って接しなければならない。
この生活を数年続けるとマジで頭おかしくなる。
大学生の時に
「俺はビッグになるぜ!」
「この会社で役員になる」
「起業する」
とか熱い事言っていた人たちもそのうち死んだ魚のような目をして、嫌々満員電車に乗り込むただの社畜になり果てる。
で、みんな辛くなって何かに逃げたくなる。
それはゲームだったり、趣味だったり、恋愛だったりする。割合としては恋愛が多いかな。
辛い社畜生活に耐えるために、心のよりどころとして異性を求める人が多いね、やっぱり。
で、結婚適齢期になるとみんなその恋人とやらと結婚を考え始める。
「結婚すれば今の辛い思いも何かが変わるかもしれない」と。
しかし、結婚をすることによってむしろ状況は悪化する。子供ができ、住宅ローンを背負ったら、もうジエンド。
一生会社から逃げられない。会社辞めたくても支出が多いからやめられない。嫌々続けるしかない。
でも、そういう人は自分の人生を失敗したと思いたくないから、「結婚して家を持ち、子供を持った俺(私)は一人前と正当化し始める」
そして後輩や友人に「お前も早く結婚しろよ(そして一人前になれよ)」と言い放つ、ありがた迷惑なお節介野郎になるのだ。
「結婚しなければいいじゃん」というのはやっぱり難しい。社畜生活があまりにも辛いので、気分を紛わすためにどうしても異性の温もりが欲しくなってくる。
だから、みんな恋人を作るし、結婚するのだ。そして、余計に人生がつらくなっている。
たいていの人の人生はこんなもん。
サラリーマンって昔でいう「農奴」みたいなもので、ぶっちゃけ奴隷ですから。領主様をもうけさせるために一生懸命働いて、一部の分け前を貰っているというだけにすぎないのである。
奴隷なんだから辛くて当然。自由がなくて当然。やりたいことができなくて当然。
社会人は辛い。続けているとマジで頭おかしくなる。
やりたいことやるなら、自由が欲しいなら、金が欲しいなら、自己実現するなら、起業するしかないよ。
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