フリーターの何が悪いのか。一生フリーターってどうして人生詰むのか教えてくれという人へ伝えたい事

コラム

「フリーターって自分の好きな時に働けるし、いろいろな職場を体験できる。休みも多くできる。それなのにフリーターの何が悪いの?」と思う人は若者を中心に沢山いるのではないでしょう。

しかしながら、フリーターは正社員で働いている人たちから中心にたたかれる傾向があります。

ニートよりはましであるものの、社会からは「とっとと就職しろよ」「いつまでフリーターやってるんだよ?」と思われてしまう風潮があります。

私も元フリーターで、「働く時間に自由がきくし、楽だし、フリーターは最高だぜ!ヒャッハー!!」とか思っていた人間なのですが、実際に就職して正社員になると考えを改めなおしました。

今では「フリーターなんて絶対に止めた方がいい」と思っています。中には一生フリーターとして生きていこうと思っている人もいるようですが、絶対におすすめしません。

今回の記事では、一生フリーターってどうして人生詰むのか教えてくれという人にフリーターの何が悪いのかということについてお伝えできればと思います。

フリーターの何が悪いのか?

賃金が低い

まず、フリーターの大変な点として真っ先に挙げられるのが、賃金です。

正社員の人の生涯賃金は、2~3億円と言われています。それに対して、フリーターの生涯賃金は6000万~9000万といわれています。

この収入だと一人で生きていくことは可能ですが、結婚して、家を買って、子供を育てるというのは難しいでしょう。

その他にも金銭的な理由で様々な事を諦めなければなりません。やりたいことがたくさんあり、欲望にまみれている方はフリーターからのいち早い脱出をおすすめします。

社会的信用がない

フリーターの何が悪いかといいますと、収入面以外にも社会的信用がない点があげられます。現にフリーターだとクレジットカードを作ることができません。

また、ローンを借りることはできません。つまり、マイホームを持つことができないのです。車も一括で購入しなければなりません。

また、社会的にはアルバイトは職歴としてカウントされませんので、正社員へ転職したいと思ったときに、アルバイト経験しかないと就職が難しくなってしまいます。

異性からモテない

フリーターの問題点を挙げるとしたら、モテないことです。

「俺はモテなくてもそれでいいぜ」「恋愛に興味がない」という方にとっては、全然関係ない話だと思いますが、結婚を考えている方や女遊びをしたい人にとっては、致命的です。

世間的にみれば、フリーターは貧乏でお金がないというイメージを持たれています。そのため、 22歳以上のフリーターは 妙齢の女性からは敬遠される存在となっています。

フリーターでも恋愛はできる、結婚はできるという意見には一理ありますが、一つ言えるなら、モテたいならば、正社員になってしっかり稼いだ方がいいでしょう。

世間体が悪い

22歳以下ならば、ともかく23歳を超えてフリーターをやっている人間に対しての世間の目はあまりよくないでしょう。

親からは、「いつまでフリーターをやってるんだ?」といわれ、恋人からは、「フリーターの人とは結婚できない」と言われます。

さらに信用がないので、クレジットカードを持つことや家を借りることすら難しいです。

終身雇用は崩壊し、「正社員はなくなる」とか言われている昨今ですが、まだまだ正社員であることの信用は厚く、得をする事が多い世の中です。

フリーターよりかは、正社員の方が世間体ははるかにいいでしょう。

スキルが身につかないし、給料が上がらない

アルバイトは、基本的には特にスキルのいらない仕事をしますので、給与はあまり高くありません。単純作業の繰り返しです。

単純作業の仕事は楽ですが、スキルが身につかないというデメリットがあります。スキルが身につかないので、当然昇給がありません。

そのため、40代、50代になっても月給20万円というのはざらにあります。この年になっても、それだけの給与しかもらえないというのは精神的にとてもつらいことだと思います。

やはり、年齢を重ねると同時にスキルや知識、経験を積み上げることを考えた方がQOLは上がるでしょう。

年を重ねると辛い

「一生フリーターでいいや」と楽観的に考える人が見過ごしがちな点があります。

それは、だれもがいずれは年を取り、気力や体力が衰えていくということです。

体力や気力が衰えるので、今は良くても年を取ると、飲食店のバイトや肉体労働の仕事は辛くなってくるかもしれません。

若いときは誰しもが、自分に全能感を持っています。俺なら何でもできる。絶対成功できると多くの若者がそう思っているでしょう。

実際に、若い人には可能性があふれています。体力も気力も有り余っていますし、どこの会社も若い未経験者は大歓迎です。

若いというだけで、価値があるので、世間は若者をちやほやします。若いからこそ許される過ちもあるのです。

文字通り、スキルや経験や実績等何もなくても、世間から求められるのが若者なのです。

ところが、年を取るとどうなるのかといいますと、まず体力や気力が衰えます。体が不自由に動かなくなり、感情が動かされることも減り、感動したり、情熱を持つ機会が少なくなります。

そうなると、世間からちやほやされることはなくなります。

何かしらに秀でた知識や経験、スキルがあれば、年配者は歓迎されますが、それすら持っていない体力や気力がない年寄りはただの老害扱いされます。

( 若者より体力も気力もない 、知識や経験やスキルがない年配者なんて、マジで価値ない。厳しいけどこれが社会の現実です。)

そして、だれからも相手にされない人生を歩むことになります。

20代のニートやフリーターであれば、家族や友人、恋人から「お前は将来どうするの?」「何がしたいの?」「とっとと安定した仕事を見つけろよ」と言ってもらえますが、これが40代、50代のニート、フリーターだと、誰も何もいってくれません。憐れんだ目で見られるでしょう。

40代、50代でもビジネスを成功させた経験があったり、何かに秀でた実績があったりして、金を稼いでいる人は、みんなから求められます。

一生フリーターでもかまわないと思っている方は、40代や50代になって、若さがなくなったときに、自分に何が残っているのか?ということをしっかりと考えた方がいいでしょう。

繰り返しになりますが、若いときは、周りからちやほやされて、体力や気力にあふれて万能感がありますが、年とって気力や体力が衰えて、周りの人から相手にされなくなったら結構人生きつくない?ということです。

有名な白木屋コピペを張っておきます。


なあ、お前と飲むときはいつも白木屋だな。
一番最初、お前と飲んだときからそうだったよな。
俺が貧乏浪人生で、お前が月20万稼ぐフリーターだったとき、
おごってもらったのが白木屋だったな。


「俺は、毎晩こういうところで飲み歩いてるぜ。
金が余ってしょーがねーから」
お前はそういって笑ってたっけな。
俺が大学出て入社して初任給22万だったとき、
お前は月30万稼ぐんだって胸を張っていたよな。


「毎晩残業で休みもないけど、金がすごいんだ」
「バイトの後輩どもにこうして奢ってやって、言うこと聞かせるんだ」
「社長の息子も、バイトまとめている俺に頭上がらないんだぜ」
そういうことを目を輝かせて語っていたのも、白木屋だったな。


あれから十年たって今、こうして、たまにお前と飲むときも
やっぱり白木屋だ。
ここ何年か、こういう安い居酒屋に行くのはお前と一緒のときだけだ。
別に安い店が悪いというわけじゃないが、
ここの酒は色付の汚水みたいなもんだ。
油の悪い、不衛生な料理は、毒を食っているような気がしてならない。


なあ、別に女が居る店でなくたっていい。
もう少し金を出せば、こんな残飯でなくって、本物の酒と食べ物
を出す店をいくらでも知っているはずの年齢じゃないのか、俺たちは?


でも、今のお前を見ると、
お前がポケットから取り出すくしゃくしゃの千円札三枚を見ると、
俺はどうしても「もっといい店行こうぜ」って言えなくなるんだ。
お前が前のバイトクビになったの聞いたよ。お前が体壊したのも知ってたよ。


新しく入ったバイト先で、一回りも歳の違う、
20代の若いフリーターの中に混じって、 使えない粗大ゴミ扱いされて、
それでも必死に卑屈になってバイト続けているのもわかってる。
だけど、もういいだろ。


十年前と同じ白木屋で、十年前と同じ、努力もしない夢を語らないでくれ。
そんなのは、隣の席で浮かれているガキどもだけに許されるなぐさめなんだよ

なんだかんだでフリーターも辛い

私もフリーターとして生計を立てていた経験があるので、わかりますが、フリーターもなんだかんだ辛いです。

正社員とは別の辛さがあります。それは、給料の低さだったり、将来性だったり、仕事にやりがいがないことだったりします。

また、フリーターで生計を立てる場合は、フルタイムに近い時間働く必要があります。はっきりいって、フルタイムで働くならば、フリーターではなく正社員になったほうがいいでしょう。

こちらの記事で詳しく解説していますが、フリーターで生計を立てるのは絶対に止めた方がいいですね。

>>>バイトだけで生活は可能?一人暮らしでフリーターやってた私が感じたこと。

正社員もフリーターもニートも経験している私から言わせてもらえば、働くということ自体がとても辛いことだと思います。

だから、どうせ働くならば、自分が一番得をするところで働いた方がいいと思います。

上で説明しましたように、現代日本ではフリーターよりは、正社員の方が得をすることが多いので、私としては、フリーターなんて速攻でやめて正社員として働くことをおすすめします。

現に30歳を超えると、とたんに正社員になることは難しくなり、そのまま一生フリーターコースへ突入します。

だから、今20代の人は、「楽だから一生フリーターでいいや」と思うのではなく、自分の将来のことを見据えた上で、進路を考えるべきでしょう。

こちらの動画も見ることをおすすめします。

危機感を持った人は、いち早くフリーターから脱出しよう。

今回は、フリーターであることを否定的に書いてしまったので、今フリーターの方は、ちょっとイラっと来たかもしれません。

しかし、この社会においてフリーターであることで、様々な面で損をするのは事実です。

20代ならともかく、30代、40代とずるずるとフリーターを続けてしまうのは本当に危険です。未経験での正社員への就職も30歳を超えると途端に難しくなってしまいます。

貴重な若い時間をマックジョブなんかで費やすのはもったいないです。もっとスキルが身につく仕事をして、年々昇給を目指していった方が金銭的にも余裕がでてきますし、婚活等で女性から年収の低さを理由に断られることもなくなるでしょう。

そもそもバイトや派遣なんて一番割に合わない働き方です。なぜなら、賃金が低いにも関わらず、いつ切られるかわからないので雇用も安定しないからです。

だから、私はフリーターや派遣からの一刻も早い脱出をおすすめするのです。

もし、フリーターから脱出したいという気持ちがあるなら、今すぐ行動することをおすすめします。

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